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前回のブログで下松ラーメンの話を書きました。
僕のソウルフード=下松ラーメンのお店

『 麵屋ぶち 』
(外部リンク)


ソウルフルラーメンをいただきながら、
ご主人と下松ラーメンについてお話をしたのですが、

下松ラーメンというのは
下松市周辺に散見される牛骨醤油ラーメンのことで
老舗のラーメン店 『 紅蘭 』が発祥。
そこで働いていた従業員の方々が独立されて
それぞれお店を出されている、と。

このあたりのことは僕とご主人の考察が一致していました。

が、

ご主人は僕よりも遥かにコアというかカルトというか・・・・。

ご主人曰く、多くのお店では
独立された方それぞれが工夫或いは改良を加え、
独自の味を追及されており、

それはそれで評価されて然るべきだと思いますが、


ただ、そういった経緯や事情を考え合わせると
厳密に解釈して下松ラーメン呼べるのは



『 紅蘭 』 『 北斗亭 』 『 蘭らん 』



の三店舗のみだそうです。


僕は当初、『 紅蘭 』に通っていたのですが、
高校生の頃、従業員のおばちゃんが
駅の反対側にお店を出したと聞いて
『 北斗亭 』 にも通い始め、
このふたつのお店が大好きすぎて
それ以外のお店には全くいかなかったので、
残念ながら 『 蘭らん 』 さんのお味は知りません。

でも、 『 麵屋ぶち 』 のご主人が名前を挙げるお店ですから
きっとすごく美味しいんだろうな、と。
次に帰省した時には行ってみようと思います。


いやいやいや、そうじゃない。

今回書きたかったのはそういうことじゃないんです。


ご主人と下松ラーメンについて語りつつ、
僕的に魂のラーメンに認定された
珠玉の一杯をいただいているとき、
急に昔の話を思い出しました。


社会人一年目の頃、
僕は下松の実家で両親と暮らしていました。
姉は嫁いでいて、
妹は進学で地元を離れていましたので、
当時は実家で両親と僕の三人暮らしでした。


そんな時期に両親が旅行に出かけまして、
晩ごはんは自分で調達しなくてはならない日があり、
僕は仕事帰りに、
先に書いた 『 北斗亭 』 に寄ったんです。


時刻は午後8時くらいだったかなぁ。たしか金曜日。

お店に入ると僕の他にお客さんはおらず、
店内は珍しくガラガラに空いていました。

テーブルに座り、
いつも通りにお稲荷さんをと大盛りラーメンを頼んで、
先に出てくるお稲荷さんをつまみながら
『 あ~腹減ったぞ・・・・ 』
とラーメンが出てくるのを待っていると、
お店に一組のカップルが入ってきました。


何というか、女の子の方は
とにかく大きい子という印象。
本当に記憶には


大きい


という印象しか残っていません。

しずちゃん



でね。

他にお客さんもいないし、
聞き耳を立てたりしているわけでもないのに
そのカップルの会話が聞こえてくるんですよ。


きっとね。
付き合いだしてまだ1週間とか10日とか、
どんなに長く見積もっても1ヶ月は経っていない感じ。


そんでもって、
見た目で判断したわけじゃなく、
その初々しい、ある意味すごく可愛い言動から
きっと、その女の子にとっては初めての彼に違いない感じ。

おそらくは、女の子が行きつけのラーメン店に彼を初めて連れてきた
ってシチュエーションです。


以下、しばらくの間、
カップルの会話を
臨場感たっぷりに下松弁でお届けします。


♀:前に言うたじゃろ。ほんまここのラーメン美味しいんちゃ。

♂:そうなん?ぶち楽しみじゃね。

♀:ほんまほんま絶対におすすめじゃけぇ。
  何にする?
  っちゅーてもね。
  ラーメン大中小とお稲荷さんしかないんじゃけどね(笑)

♂:量はどねぇな感じなん?

♀:小が普通で、中が麵1玉半、大が麵2玉なんよ。
  私らぁは無理じゃけど、男の人じゃったら
  大くらい平気で食べられるっちゃぁね。

♂:ほんまぁ?それじゃったらワシ、大をよばりょうか。




そこに、僕のラーメンとカップルのお水を持った
おばちゃんが登場。


女の子も常連らしく、
おばちゃんはテーブルに水を置きながら、
女の子に親しげに声を掛けます。




婆:ありゃあ、どねぇしたんね。
  あんたが男の人を連れてくるっちゅうのはあれか?
  彼氏ができたんかね。そりゃあえかったねぇ。

 





その後、嬉しそうに彼氏を紹介した女の子が
おばちゃんに注文を告げた時に事件は起こりました。


♀:おばちゃん、あんねぇ、彼はお稲荷さんと大で、
  ウチは

  いつものラーメン小
  ね。

婆:はぁ?
  あんたぁどねぇしたんね。
  どっか具合でも悪いんかね。
  あんたぁいつも

  お稲荷さんふた皿とラーメン大
  じゃろうがね。




女の子は真っ赤な顔で泣きそうになっていましたが、
彼氏の方は大爆笑しながら
彼女の頭をいい子いい子していましたので、
多分まぁ大丈夫かな。


おばちゃんに
乙女心やデリカシーを期待してはいけないな、というお話。



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2015.02.24 / Top↑
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